第41回日本糖質学会にて大学院理工学府分子科学部門 石井希実助教が第4回日本糖質学会優秀講演賞に選ばれました
2022年9月29日?10月1日に大阪大学で開催された第41回日本糖質学会年会にて、大学院理工学府分子科学部門 石井希実助教が第4回日本糖質学会優秀講演賞に選ばれました(受賞演題:ENGase活性の定量的評価に向けた蛍光標識糖鎖プローブの合成)。本研究では、FRET(F?rster resonance energy transfer)消光の原理を組込んだ蛍光標識アスパラギン結合型糖鎖プローブを系統的に化学合成し、タンパク質性製剤の糖鎖修飾?解析に利用される糖加水分解酵素:エンド–β-N-アセチルグルコサミニザーゼ(ENGase)の基質特異性を高感度かつ簡便に解析することを可能にしました。
なお、本賞は書類による1次選考を通過したファイナリストに対し、口頭発表による2次審査において発表内容、発表法、質疑応答において優れた講演を行い、糖質科学の発展に寄与すると期待される若手研究者に対して与えられるものです。