大学院理工学府物質?生命理工学教育プログラム1年の嶋貫真由子さんが、第18回日本分子イメージング学会総会?学術集会にて優秀発表賞を受賞しました
2024年5月23、24日に東京国際交流館?プラザ平成(東京?お台場)で開催された第18回日本分子イメージング学会総会?学術集会において、大学院理工学府物質?生命理工学教育プログラム1年の嶋貫真由子さんが優秀発表賞を受賞しました。受賞題目は「赤色蛍光性プローブを用いた細胞および組織内脂質滴イメージング」で、指導教員である吉原利忠准教授との共同研究による成果です。
本研究は、肝臓組織内の脂質滴をイメージングするための赤色蛍光性脂質滴プローブを設計?合成し、共焦点蛍光顕微鏡を用いて、健常および脂肪肝モデルマウスの肝臓内の脂質滴分布をイメージングした結果について発表しました。本研究成果は、過剰に摂取した脂質が肝臓に蓄積する機構を明らかにするためのイメージング試薬として、生物?医学?薬学に加えて特に食品分野において強力な研究ツールになることが期待されます。