大学院理工学府 物質?生命理工学教育プログラム 博士前期課程1年の岡﨑美帆さんが、化学とマイクロ?ナノシステム学会 第44回研究会にて優秀発表賞を受賞しました
2021年11月9日から11日にオンラインで開催された化学とマイクロ?ナノシステム学会の第44回研究会において、大学院理工学府物質?生命理工学教育プログラム(分析化学研究室)修士課程1年の岡﨑美帆さんが優秀発表賞を受賞しました。受賞演題は『粘液層と乳酸菌を有するマイクロ腸管モデルの開発』で、指導教員である佐藤記一教授との共同研究による成果です。
本研究は、新薬開発において動物実験に替わる非臨床試験に役立てることをめざして、マイクロ流体デバイス内部に小腸のモデルを構築することを試みたもので、人工粘液層を挟んで腸上皮モデル細胞株と乳酸菌の共培養を実現した研究成果を発表しました。本研究成果は将来的に薬物動態の解析において、薬の吸収過程を調べるためのバイオアッセイに応用されることが期待されます。
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