第56回地盤工学研究発表会において、理工学府 環境創生部門地盤工学研究室(蔡研究室)の佐藤杏一さんが優秀論文発表者賞を受賞しました
2021年7月12日(月)~15日(金)にオンラインで開催された第56回地盤工学研究発表会において、理工学府 環境創生部門地盤工学研究室(蔡研究室)の佐藤杏一さんが優秀論文発表者賞を受賞しました。
佐藤さんの受賞題目は「地盤の変形特性に応じた貯留係数の算定と堤防浸透に与える影響の検討」です。本研究は、水の地盤内への浸透過程をFEM解析する際に欠かせない貯留係数をひずみ状態や圧縮?膨張等の地盤変形特性に応じて算定できる式を導出し、地盤変形特性の相違が堤防の浸透流解析結果に及ぼす影響を検討したものです。導出した貯留係数の算定式を用いることで降雨時の斜面崩壊予測や河川水位変動時の堤防安定評価等の精度向上が期待できます。