【プレスリリース】高齢者のせぼねの骨折と介護リスク ビッグデータで関連性明らかに
?もともと要介護の人、介護度上昇リスクがおよそ10倍?
本学大学院医学系研究科整形外科学分野(筑田博隆教授)は、東京大学大学院医学系研究科公共健康医学専攻臨床疫学?経済学(康永秀生教授)、自治医科大学データサイエンスセンター(山名隼人講師)との共同研究により、病院で診察を受けた際に発行されるレセプト情報のビッグデータを活用することで、高齢者に多い脊椎圧迫骨折の受傷後の経過の詳細を初めて明らかにしました。
本研究の成果は、2024年7月2日公開の国際医学雑誌『Journal of Bone and Joint Surgery誌』にオンライン掲載されました。
本研究により、これまで不明であった高齢者の脊椎圧迫骨折後の鎮痛剤の処方期間や要介護度の変化について調査し、鎮痛剤を長期間処方された人や要介護度が悪化する人のリスク要因について初めて明らかにすることができました。得られた知見は今後の適切な医療?介護の資源配分に役立つと考えられます。
プレスリリース
高齢者のせぼねの骨折と介護リスク ビッグデータで関連性明らかに
~もともと要介護の人、介護度上昇リスクがおよそ10倍~
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