(医学系研究科)赤痢アメーバは腸内細菌を利用し、酸化ストレスに抵抗する?新規薬剤の開発へ向けた第一歩?
大学院医学系研究科の下川周子助教らの研究グループにより、イスラエル工科大学のSerge Ankri博士らとの共同研究により、赤痢アメーバが腸管病原性大腸菌を利用して酸化ストレスに抵抗し、その結果、宿主体内で増殖していることが明らかとなりました。
今後、赤痢アメーバのストレス応答メカニズム等を詳細に解析し、阻害する戦略を明らかにすることで、赤痢アメーバ症の新規治療薬の開発につながると期待されます。
本研究成果は、米国の科学雑誌『PLoS Pathogen』に掲載されるのに先立ち、オンライン版に掲載されました。
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