【プレスリリース】体外衝撃波治療の半月板変性断裂に対する治療効果
本学大学院医学系研究科整形外科学分野(筑田博隆教授)の研究チームは、人を対象とした半月板変性断裂に対する体外衝撃波治療の効果の調査を行った結果、治療後1年で、半月板変性の指標や治癒の指標である「T2緩和時間」の改善と疼痛を緩和する効果を確認しました。
本研究の成果は、2024年8月5日公開の国際医学雑誌 『Knee Surgery, Sports Traumatology, Arthroscopy』誌にオンライン掲載されました。
ラットを用いた先行研究では、体外衝撃波が半月板に対して治療効果を示すことが確認された一方で、人においての衝撃波治療の効果は依然として不明でした。
研究チームは、人を対象とした変性半月板に対する衝撃波治療の臨床試験を行い、その有効性の一助となる結果を世界に先駆けて示しました。本研究の成果は、変性半月板に対する新たな治療法の確立に向けた重要なステップとなることが期待されます。
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