理工学府環境創生理工学教育プログラム2年の白石健さんが、第70回高分子討論会(高分子学会)にて優秀ポスター賞を受賞しました
2021年9月3日より3日間にわたりオンラインで開催された高分子学会討論会において、大学院理工学府環境創生部門 黒田河井研究室所属の白石健さん(修士2年)が優秀ポスター賞を受賞しました。主催である高分子学会は日本最大の高分子材料に関する学術団体であり、その討論会において596件のポスター発表の中から、特に優秀な発表内容の研究30件に対し、優秀ポスター賞が授与されました。
受賞題目は「β晶ポリプロピレンの変形下でのナノボイド形成に及ぼすアニールの影響」です。放射光X線小角散乱による精密構造解析手法により、一軸変形過程で形成される微少な空孔(ナノボイド)の定量化をおこない、ポリプロピレンの結晶形と力学物性及び変形時の空孔形成挙動の相関を解明し、形成されたナノ空孔がポリプロピレンの延性向上に重要な役割を担っていることを実験的に示しました。
関連リンク
理工学部?大学院理工学府「環境創生理工学教育プログラム2年の白石健さんが、第70回高分子討論会(高分子学会)にて優秀ポスター賞を受賞しました」